富士宮口へのアクセスに利用できる高速バス路線

高速バス利用の案内

切符の購入

高速バスは全席指定となり、事前の予約が必要です(予約無しの定員制もあり)。

路線によって、切符を事前購入する必要がある場合と車内で購入する場合があり、事前購入では期日を守らないとキャンセル扱いになってしまうので注意してください。

トイレ

基本的にはバス車内にトイレが備えられていますが、車両の整備などを理由として一部トイレがない車両が使われることもあるようです。その場合は、高速のSA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)に停車した際に済ませることになります。

メリット

高速道路を走ることから座席数が定員とされており(立ち乗り不可)、必ず座ることが出来ます。路線によっては、女性専用車両や女性専用席を設定している便もあります。

電車に比べて乗り換えの手間が少なく、夜行便の設定がある路線であれば、遠距離からでも午前の早い時間に登山を開始する計画を立てることも可能です。夜行便ではリクライニングシートを備えているので車内での仮眠も取りやすいでしょう。

遠距離であればあるほど電車を利用するよりも安く、往復チケットを利用することで交通費をさらに大幅に浮かすことも可能です。

デメリット

車に酔いやすい人には向きません。

電車に比べて運行本数が極端に少ないので、計画の自由度はとても低くなります。一日1～2本だけという路線も少なくないので、日帰りで利用するのは難しいでしょう。つまり、高速バスの利用は、ほぼ山小屋宿泊の場合に限定されるということです。

往復チケットを利用する場合は、帰りの予約も必要なために時間的な制約を受けることになります。渋滞や事故により予定通りに運行されず、計画が大きく狂うリスクもあります。

出発地や経由地が比較的大きなターミナル駅や高速道路沿いに限定されるので、居住地によっては高速バス乗り場までの移動の手間で、結局電車と変わりなくなってしまうかも知れません。

高速バスと(高速)ツアーバス

主に旅行会社が運営する「(高速)ツアーバス」と、バス会社が運行する「高速バス(乗合路線バス)」は事業形態による違いがあるので、予約の前に良く確認しましょう。いわゆる「(高速)ツアーバス」は、「乗合路線バス」に比べて制度が厳格でないこともあり、安全上の問題やバス乗り場が分かりづらく乗り遅れるなどのトラブルも起こっているようです(規制強化により解消の方向)。

なお、このページで扱っているのは、大手バス会社が運行する「高速バス」のみです。