富士山御殿場口登山レポート トトまるさん 2016年9月2日、9月9日【富士さんぽ】
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LastUpdate 2016/09/20

御殿場ルート登山レポート

登山日一回目
二回目
プラン夜間日帰り
投稿者トトまるさん 40歳 男性
住まい静岡県島田市
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トトまるさんによる、御殿場口新五合目からの登山レポート。

御殿場口から日の出を見に登りました。

9月2日

22時15分 御殿場口新5号目から登山開始。
ガスで視界があまり良くなく、また月明かりもなく暗がりの登山道を黙々と登って行きました。(天気予報は晴れだったので気にせず登山開始)
日の出の時刻は5時頃。頂上までは無理でもわらじ館から赤岩八合館あたりまで登りたいと思いながら歩いていました。次郎坊までは傾斜も足下の砂も気にならずマイペースで苦しくもなく登山していました。御殿場口は登山者も少なく…とネットなどの情報ではでていますが当日は最低でも30人くらいに抜かされたので登山者も少なく…という状態ではなかったと思います。
次郎坊からは登山道も砂も深くなってきて思うように登れず体力だけ消費して一向に標高が上がらず
目標の7合4勺から9勺は無理だろう。と諦めの境地に。距離が長いのは覚悟の上で御殿場ルートを選択したが足下がこんなに砂で歩きにくいとは…(宝永火口から宝永山の馬の背までの道が永遠に続く気分)それでも上を見上げれば綺麗な星空を慰めに必死に日の出の時間まで標高を稼ごうと登りましたがプリンスルートとの合流地点でタイムアップ。これで見事な日の出を見ることができていれば苦労して登った甲斐がありましたが日の出1時間前くらいから急に曇ってきて今まで見えていた綺麗な星空も見えなくなり何のためにここまで登ったのか。ここまで約7時間足下の砂に苦しめられ体力、気力もゼロに近く下山することを決意。あわよくば日の出を見てから頂上まで!と思っていた自分の見通しの甘さを痛感しながら下山。唯一の慰めは下山途中から下界側の視界がクリアになり宝永山と双子山を見渡せる景色が素晴らしかったこと。登っている途中は2度と御殿場口は上がらない!と思っていましたが下山してからは次回は日の出にこだわらず早朝から周りの景色が見える時に登ろうと思い、やはり富士山はそれだけ魅力のある山なんだなぁ と思い帰宅しました。

9月9日



先週、日の出を見ることができなかったことが1週間頭から離れず、御殿場口新5号目1380mから2850mまで約7時間掛けて登ったということは富士宮五合目からなら頂上まで登れる標高差だし時間的にも夜間に登ることを思うとちょうどいい時間ではないか?と都合のいいことを思っていたら、もう富士山も閉山だし行ってみようかなぁ。と思ったら定時で退社し自宅で準備し高速に乗って水ヶ塚駐車場に向かっていました。新東名新富士インターを降り富士山を見ると今日は富士宮ルートの山小屋の灯りがハッキリと見えます。水ヶ塚駐車場に車を置きタクシーで新5合目へ。道中タクシーの運転手さんとの会話で、今日は今のところ登山者は少ない。最終のバスで上がっていった登山者もあまりなくバスも空いていた。とのこと。ただ金曜日はこれから仕事が終わった人が来るから今から混むかもね。とのこと。何にせよ登山道が空いているうちに登れるのは結構なことだ。
御殿場ルートに比べ足下は固く、以前富士宮を登った時はガレガレで登りにくいなぁ と思ったものですが今回は踏ん張りが効いて登りやすい!と思いました(我ながら現金な性格だ)今回も日の出が目的で頂上まで行ければいい。くらいの気持ちで登り始めました。何せ急に思い立ったため体調を整えるということをしておらず前日まで睡眠不足のまま登山開始したため必ず不具合になるんだろう!と思って無理せず標準タイムよりもゆっくり登ることを心掛けました。先週も感じましたが昼間、周りの景色を見ながら登るのと夜間に目の前だけ見て登るのは疲労度が全然違う。やはり昼間に日本一の景色を楽しみながら登るのが富士山の醍醐味だなぁ。8合目まで登ったところで眠気がマックスで横になって眠りたい!頂上まで行けなくてもいいから寝たい!と思いましたがあいにく風もそこそこ強く寒い!風を避けるところはないか?仕方ない、御殿場へ並行移動して赤岩あたりの小屋の陰で横になろう。と思い御殿場ルートへ。目の前に気象庁の中継小屋が。すみません、軒下を少しお借りして休ませていただきます。この時点で3時、眠らず頑張れば余裕で頂上でご来光を見れるところでしたが眠気には勝てず。1時間半ほど横になりウトウトし目が覚めると目の前の風景が少しだけ赤くなってきておりだんだんと夜が明けてくるのをボーッと見ていました。5時を回りいよいよ日の出だなぁと、今日は晴天でよかったなぁ、と思いながら日の出を見ていました。
頂上まで行けなかったけどこの景色を見られてここまで登ってきてよかった!
頂上で見た方がもっと素敵な日の出なんだろうけどこの日の出だけで充分満足。
太陽が昇りきるのを見て下山しました。先週とは逆に宝永山まで下りてきたところで雲が湧いてきて周りの景色が見えなくなりました。目的は達成したのであとは大石茶屋でかき氷を食べて帰ろう。それだけを心の支えに下山。大石茶屋で美味しいかき氷を食べてバスで水ヶ塚駐車場へ行き帰宅しました。
今シーズンは富士山は閉山しましたが5合目より下はまだまだ楽しめるのでまた、富士山周辺で楽しみたいなぁ。来シーズンは御殿場ルートを踏破したいなぁ。などと思っています。

(投稿日:2016年9月12日)

富士さんぽ管理人から一言

登山レポートを投稿いただき、ありがとうございます。富士山から見る日の出に対する執念、恐るべしですね(笑)思い立ったらすぐ富士山に登れる環境が羨ましくもあります。

御殿場ルートは、まさに富士山でしか味わえない雄大な絶景ですから、闇夜に登るのはもったいない気もします。でも、逆に昼間は直射日光で焼かれて暑いんですよね。聞いた話では、満月の夜の大砂走りでは素晴らしい光景が見られるとか。ヘッドライトを消したまま登るのは危険ですけど、立ち止まって休憩がてら、砂漠のように広大な景色の中で灯りを消して、月明かりに照らされた富士山を眺める。想像しただけで、ワクワクして来ませんか?

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