富士山遭難事故の記録 2010年 11月3日

日本経済新聞が運営するWEBサイトからの引用です。

富士山で滑落、ウィーン・フィル楽団員の外国人が死亡

2010/11/4 0:07

３日午後１時ごろ、静岡県小山町の富士山９合目付近（約3700メートル）で、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員でオーストリア人のゲオルク・シュトラッカさん（41）が登山中に滑落、頭を打ち間もなく死亡した。

御殿場署によると、シュトラッカさんは３日朝、楽団関係者のオーストリア人男性（45）と２人で富士宮口(※管理人注：正しくは吉田口のようです)から入山。登山道から約300メートル滑落した。現場の一部に積雪があった。

シュトラッカさんはコントラバス奏者で、１～10日の日本公演のため来日していた。３日は休演日だったという。〔共同〕

フレンドシップ・コンサートのブログからの引用です。

クリュンペックと新宿で会う。

2010年11月 9日 (火)

１１月８日宮崎から帰京したウィーン・フィルのハラルド・クリュンペック（ウィーン・ザイフェルト弦楽四重奏団の第２ヴァイオリン奏者）と新宿で待ち合わせ。今回の日本公演には他のクヮルテット・メンバーは参加していない。話はどうしても３日に富士山頂で滑落死したゲオルク・シュトラッカの話になる。１年半前に脳腫瘍の手術に成功し復帰したこと、すでに富士山には１５回も登頂していたこと、クリュンペックも過去に一度シュトラッカとともに富士登山したこと、今回一緒に登ったウィーン・フィル関係者の話等々。

＜後略＞

元記事は中日新聞のようですが、すでにリンク切れのようなので下記サイトから孫引きさせていただきました。

冬山装備

11/08

【中日新聞】
＝富士山で滑落死　ウィーン・フィル管弦楽団員の男性＝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・2010年11月4日・
３日午後１時ごろ、小山町の富士山山頂に近い標高３７００メートル付近から、オーストリア国籍のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員ゲオルク・シュトラッカさん（４１）が滑落した。
約３００メートル下で御殿場、富士宮両署の山岳救助隊が収容したが、死亡が確認された。
御殿場署によると、シュトラッカさんはコンサートツアーのため１０月３０日に来日。
３日は早朝から同楽団関係者のドイツ人男性（４５）と２人で、山梨県側から入山していた。
ジャンパーを着用し、登山靴をはいていたが、アイゼンは使っていなかった。
滑落現場付近は凍結していた。
同楽団の公式ホームページによると、シュトラッカさんはコントラバスを担当。
４日夜に東京都内で公演を予定していた。

元記事は静岡新聞のようですが、すでにリンク切れのようなので前半だけ読める47NEWSから孫引きさせていただきました。

ウィーン・フィル奏者が滑落死　富士山９合５勺から３百ｍ落下

2010/11/04 11:30 【静岡新聞】

３日午後１時ごろ、富士山須走口本８合目付近を登山中の男性から「登山者が滑落してきた」と警察に通報があった。御殿場署と富士宮署の山岳遭難救助隊が、滑落した男性を発見したが、既に死亡していた。　御殿場署によると、死亡したのはオーストリア国籍、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコントラバス奏者の男性（４１）。男性は楽団関係者と２人で富士吉田口から入山し、９合５勺（約３７００メートル）でアイスバーンの道を避けようと岩場に入ったところ、約３００メートル下へ滑落したという。　同署によると、富士山頂付近は部分的に積雪している。同交響楽団は１日から１０日まで東京都内などで公演中で、この日は休演日だった… [記事全文]