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富士山遭難事故の記録 2013年 1月1日

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富士山で起きた遭難事故をまとめています。

39歳男性 行方不明

1月1日に富士山に登りに行っていた男性の家族から、3日になっても帰らないと連絡があり、この男性の車が登山口で発見された。

News!

スポーツニッポンのWEBサイト、Sponichi Annexからの引用です。

富士山で環境省職員が遭難か 埼玉の2人は救助

[ 2013年1月4日 00:07 ]

3日午前11時40分ごろ、福島市万世町の環境省福島環境再生事務所課長補佐宮嶋幸司さん(39)の親族から「富士山に出掛けたまま戻らない」と静岡県警に連絡があった。県警は遭難の可能性があるとみて、4日早朝から捜索する。

宮嶋さんの親族から連絡を受けた御殿場署によると、宮嶋さんは1日に「富士山にいる」と家族に伝えた後、連絡が取れなくなった。御殿場署は、登山道の入り口で宮嶋さんの車を発見した。

<後略>

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遺体で発見

News!

スポーツニッポンのWEBサイト、Sponichi Annexからの引用です。

冬山遭難9人と連絡取れず…西穂高岳、富士山で遺体収容

[ 2013年1月6日 06:00 ]

北アルプスなどで相次いだ山岳遭難で、富山、長野など5県警は5日、行方不明者らの捜索を続けた。岐阜県警は、心肺停止の状態だった男性1人を収容し、死亡を確認した。同日夜の段階で計9人と連絡が取れなくなっている。

<中略>

静岡県警は、富士登山に出掛けると家族に告げて行方不明になった福島市の男性を捜索。御殿場口登山道と須走口登山道の間の標高2000メートル付近で雪に埋まった遺体を発見した。

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43歳男性 足首骨折

強風で登頂を断念した男性が、下山途中に300m滑落。天候の悪化を無視して登山を続けていたら、もっと大変な事態になっていたかも知れません。
結果的には怪我をしましたが、正しい判断が命を救ったと言えるでしょう。

News!

山梨日日新聞・山梨放送が運営するWEBサイト、富士山NETからの引用です。

富士山で滑落、重傷

山梨日日新聞:2013年01月03日(木)

1日午前8時ごろ、富士山7合目付近でカナダ国籍、東京都港区の会社員男性(43)が約300メートル滑落した。県防災ヘリ「あかふじ」で甲府市内の病院に搬送され、左足首の骨を折るなど重傷。男性は、初日の出を見るため山頂を目指したが強風で断念、下山途中だった。

富士吉田署などによると、男性は12月31日午前、友人5人と吉田口登山道の1合目手前の「馬返し」を出発し、正午すぎに5合目の山小屋「佐藤小屋」に到着、1泊した。男性と友人1人は1日午前2時15分ごろ、山頂を目指し佐藤小屋を出たが、風が強く危険と判断して8合5勺(しゃく)付近で下山したという。

男性は7合目付近のアイスバーンで強風にあおられ転倒し、7合目の山小屋「花小屋」から約100メートル北側の登山道付近(標高約2600メートル)まで滑落。友人が佐藤小屋を通じて110番した。救助隊が男性を6合目まで搬送し、県防災ヘリが午後4時15分ごろ、収容して甲府市内の病院に搬送した。

男性は3年ほど前から冬山登山の経験があるが、冬に富士山頂を目指すのは初めてとみられる。〈雨宮丈貴〉

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