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LastUpdate 2016/04/28

富士山遭難事故の記録 2015年 7月

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富士山で起きた遭難事故をまとめています。

7月中旬 77歳男性 行方不明

今年の7月中旬、「富士山に行く」と告げて出かけた北海道の男性が帰宅しないまま行方不明になり、家族から捜索願いが出されていました。

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遺体発見

9月12日になり、吉田口下山道付近の沢で遺体が発見され。所持品から7月中旬に行方不明になっていた北海道の男性であるとみて、身元の確認が進められています。

この男性が発見されたという下山道南側の沢ですが、恐らく須走口六合目の瀬戸館から吉田口下山道へ続く御中道の最も吉田ルート側の沢ではないかと思います。この沢は富士山の登山道の中でも有数の危険な急傾斜のトラバース(斜面横断)地点であり、利用者の極めて少ない御中道とはいえ2ヶ月近くも見つからなかったことから、斜面を転げ落ちてしまったものかも知れません。

News!

産経新聞の公式WEBサイト、産経ニュースからの引用です。

富士山で男性の遺体発見 7月に不明となった北海道の70代男性か

2015.9.13 20:02更新

 山梨県警富士吉田署は13日、富士山7合目付近の吉田口下山道南側の沢で、男性登山者の遺体が発見されたと発表した。

 同署によると、12日午後2時15分ごろ、別の登山者が見つけ通報した。

 男性は滑落したと見られ、死後かなり経過していた。所持品などから7月中旬、富士山に1人で出掛けたまま行方不明となっている北海道の70代の男性とみて、身元を確認している。
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