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富士山遭難事故の記録 2016年 4月10日

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富士山で起きた遭難事故をまとめています。

43歳男性 15人パーティーで登山中に滑落

4月10日の午前中、15人パーティで登山中の男性が9合目付近で滑落したと110番通報がありました。県警ヘリが捜索したところ、7合目付近で倒れている男性を発見、救助しましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

News!

NHKの公式WEBサイトからの引用です。

富士山で男性滑落し死亡

04月10日 20時09分

10日午前、富士山の山梨県側の9合目付近で男性が登山道から滑落し、ヘリコプターで救助されましたが、死亡しました。

10日午前11時20分ごろ、富士山に登っていた男性から、「9合目付近で、仲間が登山道から滑落した」と警察に通報がありました。
警察がヘリコプターで捜索したところ、およそ2時間後に、数百メートル下の山梨県側の7合目付近の斜面で倒れている男性を見つけ、病院に搬送しましたが、男性は、頭を強く打っていて死亡が確認されました。
警察では死亡したのは東京・足立区に住む40代の男性とみて、身元の確認を進めています。
警察によりますと、男性は、15人のパーティーでふもとから登り始め、午前5時ごろに山梨県側の5合目を通過し、山頂を目指していたということです。
また、通報した男性は「当時は晴れていたが、風が強かった」と話しているということです。
警察は、仲間から話を聞くなどして当時の状況を調べています。
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山岳会のネット募集?

この遭難者は、山岳会がインターネットで募集した山行に参加したようです。この書き方からすると、この男性は山岳会の会員ではない可能性がありますね。山岳会側がこの男性の技量をどれだけ把握していたのか、サポートは十分だったのか、山岳会側の報告が必ず出るはずなので、詳細が分かるかも知れません。

News!

産経新聞が運営する公式サイトからの引用です。

週末の富士山で遭難相次ぐ 1人が滑落死、計画書未提出の高校生救助

2016.4.12 07:00

 先週末の9、10日、県内の富士山などで山岳遭難が相次ぎ、40代の男性1人が死亡した。下界は春本番だが、富士山や南アルプスなどは残雪がまだ多くある。富士登山の安全確保のためのガイドラインでは、万全な準備をしない登山者の夏山期間以外の登山を禁止しており、県警は注意を呼びかけている。

 10日午前11時20分ごろ、山梨側の富士山9合目付近で、登山中の男性が滑落、同行者が110番通報した。県警のヘリコプターが約2時間後、7合目付近で男性を発見し、甲府市内の病院に搬送したが、頭を強く打っており、間もなく死亡が確認された。

 富士吉田署によると、男性は東京都足立区、会社員、有馬健太郎さん(43)。有馬さんはインターネットで山岳会の登山者募集に申し込んでパーティーに参加し、山頂を目指していたとみられる。

 現場は大量の積雪が残っており、アイスバーン状態で滑りやすくなっていたという。

<後略>

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