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LastUpdate 2016/08/04

(3,712m)富士山頂上浅間大社奥宮

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開設期間 2017年7月10日(月)10時~9月10日(日)朝
2016年7月11日(月)~9月10日(土)
営業時間5:00~17:00
トイレなし
その他
※当サイトは山小屋とは無関係な個人が運営しており、上記情報は各山小屋の公式サイトや直接問い合わせするなどで得たその時点における情報であり、内容について一切保証・補償は出来ません。※営業期間、営業時間などは目安であり、天候、曜日、時期などにより変更される場合があります。

富士山頂上浅間大社奥宮(せんげんたいしゃおくみや)概要

※画像は撮影時点のものであり、変更されている可能性があります。

富士山は国立公園として国有地とされていますが、あまり知られていないことに富士山の8合目から上は富士山頂上浅間大社の所有する奥宮境内地となっています。

静岡県富士宮市に所在する本宮浅間大社の本殿自体が徳川家康の寄進によって造営されたものですが、同様に富士山山頂部の支配を江戸幕府から認められていたそうです。その後、一時国有化されていた時期がありますが、近年の裁判を経て、2004年に浅間大社に返還されたという経緯になっています。

奥宮は、富士宮口を登りきった地点、山頂の南側にあります。吉田口・須走口を登りきった場所、山頂の北東側にある久須志神社は、この奥宮の末社という扱いになっています。面白いことに、奥宮は元々大日堂であったものが廃仏毀釈によって仏像が撤去されて神社になったということです。同様に、久須志神社も元々は薬師堂だったそうです。

奥宮の読み方

この『奥宮』の読み方ですが、管理人が奥宮の神職の方に直接確認したところ、「おくみや」と読む人が多く、一般的にも使われているそうですが、「おくのみや」と読んでも間違いではないそうです。

奥宮では神前結婚式も行うことが出来、2012年の夏には15組が予定しているそうです(富士山頂山小屋「富士館」の店長ブログより)。でも、新郎新婦が山頂にたどり着けなかったらどうなるんでしょうねぇ?

改修工事完了

2012年から2016年にかけて行われていた改修工事が完了しました。東日本大震災の影響で改修工事をしていたんですね。

News!

静岡新聞の公式WEBサイト、アットエスからの引用です。

<富士山臨時支局>浅間大社奥宮、改修が完了

(2016/8/3 07:44)

 2012年夏から改修が進められていた富士山頂の富士山本宮浅間大社奥宮の工事が完了し、新たな装いで今夏の登山シーズンを迎えた。開山期間中に限って日本一高い場所に開かれる同神社には、今夏も多くの参拝者が訪れている。
 奥宮は1902年、富士登山の案内人「強力」たちが人力で運搬した資材を用いて造営した社。2011年に富士宮市を襲った最大震度6強の地震で、建物の柱が傾き接合部分に著しいずれが生じたほか、石積みが崩れるなどの被害を受けた。使用もままならない状況に、建立以来初の全面改修が決まった。
 昨シーズンまで開山期を利用して社務所、拝殿、休憩所、本殿などを順次解体、改装してきた。元の構造を踏まえつつ、建物を支える梁(はり)は従来よりも太くし、強固な造りにした。

<以下略>

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