5合目は山頂ほど寒くなることはありませんが、それでも平地とはまるで違う気候となります。特に夜間に登り始める計画であれば、その時間の気温や風速に注意を払うべきでしょう。
標高1,440mから2,380mの高さにある富士山の5合目は、盛夏の8月であっても平地(東京など)の4月や11月、つまり早春や晩秋に相当する気温となります。例え5合目以上に登るつもりが無い観光目的であっても、寒さに備えるそれなりの衣服(長袖の上着とウィンドブレーカーなど)を準備してください。
富士スバルライン五合目(2,305m)の気温は計測されていませんが、標高が富士山山頂(3,776m)と河口湖(860m)のほぼ中間にあたるので、その両地点の中間値として割り出した計算上の平年値が以下のグラフとなります。
なお、あくまで平年値ですので、天候次第で平年値から±5℃以上の変動もあり得ることに注意してください。
上記の表は、秋から冬、翌春にかけて(11月~翌5月)の、富士スバルラインの実際の営業状況を一日ごとの時間経過通りにグラフにまとめたものです。リアルタイムの更新ではないですが、5合目まで行けるのはいつまでか、また、いつごろから行けるようになるのか、大よその参考にはなるでしょう。
通行規制の有無や通行区間については、当日朝に判断されるだけでなく路面状況の変化により随時見直されています。