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LastUpdate 2016/04/28

登山道の開通状況 2013年

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富士山の登山道について、開通、閉鎖などの情報をまとめています。

登山シーズン

富士山の山開き(登山道開通)は例年7月1日ですが、今年は6月29日が土曜日となることから、実質的には6月29日(土)から富士登山のシーズンが始まるとみていいでしょう。

シーズインシーズオフ
吉田ルート5合目~山頂
7日1日 全面開通
吉田口五合目・泉ヶ滝~山頂
9日2日(月)正午 *冬期閉鎖
富士スバルライン五合目~吉田口五合目・泉ヶ滝
10日1日(火)正午 *冬期閉鎖
下山道(山頂~8合目)
9月9日~28日 通行止め(9:00~17:00)
須走ルート5合目~山頂
7日1日 全面開通
5合目~山頂
9日2日 *冬期閉鎖
御殿場ルート5合目~山頂
7日1日 全面開通
5合目~山頂
9日2日 *冬期閉鎖
富士宮ルート5合目~6合目
6日7日 開通
6合目~新七合目
7日1日 開通
新七合目~山頂
7日8日 全面開通
6合目~山頂
9日2日 *冬期閉鎖
山頂お鉢巡り吉田口/須走口山頂~御殿場口山頂
9日 9日~28日 通行止め
*冬期閉鎖といっても物理的に通行止めとなっているわけではありませんが、富士宮ルートについては山小屋の営業終了とともに完全に閉鎖されるものと思われます。
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7月 6日 静岡県 乗換駐車場混雑情報ツイッター開始

News!

静岡新聞の公式WEBサイト、アットエスからの引用です。

富士山混雑情報、ツイッターで発信 マイカー規制で県が対策

(2013/7/6 8:02)

県などの関係機関でつくる協議会は12日から、富士山の富士宮口と須走口でマイカー規制を実施する。世界文化遺産の登録効果で混雑が予想される今夏は情報発信を強化。ツイッターを初めて活用し、乗り換え駐車場の混雑情報を随時提供する。混雑対策として予備駐車場も備える。
更新しやすく、不特定多数への発信力があるツイッターの特性を生かす。アカウント(表示画面)は富士宮口と須走口でそれぞれ設ける。「静岡県 マイカー規制」で検索し、県ホームページからアクセスできる。
富士宮口は水ケ塚駐車場(千台)以外に予備として西臼塚駐車場(400台)を用意した。ツイッターでは現地担当者が「水ケ塚は混雑」「水ケ塚は満車、西臼塚は空有」などと発信する。県道路企画課は「ツイッターで両駐車場が『満車』の場合、他登山口への回避や時間調整をお願いしたい」と話す。
須走口も須走多目的広場(500台)と別の予備駐車場(150台)を確保し、ツイッターで駐車場の混雑情報を提供する。
規制期間は富士宮口で昨年より18日間長い連続52日間。須走口は37日間。各駐車場でバスかタクシー(いずれも有料)に乗り換え5合目へ向かう。駐車料金は1台千円。山梨県側の吉田口は28日間実施。5合目に500台の駐車場がある御殿場口はマイカー規制をしない。
県によると、富士宮口の6月の交通量は前年同月より5割増加した。マイカー規制のない7月6、7の両日も来訪車両の増加が見込まれ、誘導員を配置して対応する。

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6月27日 各登山道開通日決定

各登山道の開通日が、以下の通りに決定されました。

今年は残雪が少なく、富士宮ルートを除き、山開きに合わせて予定通りに開通する運びとなりました。

News!

登山道冬季閉鎖解除日

・吉田ルート:7月1日(月)

・須走ルート:7月1日(月) 午前0時

・御殿場ルート:7月1日(月) 午前0時

・富士宮ルート:[六合目~新七合目] 7月1日(月)午前0時/[~山頂] 7月8日(月) 午前0時

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6月24日 御中道の倒木状況

先にニュース欄でも採り上げたように、富士スバルライン五合目から大沢崩れに至る御中道が、倒木により通行止めとされています。

およそ20mほど登山道に被さっていますが、くぐったり跨いだりすれば、なんとか通り抜け出来ないこともありません。ただし、背の高くない女性や子供には大変かも知れません。
あくまでも通行止めとされている場所ですから、通行を奨めたり、許可するわけではありませんが、ご参考まで。

このように、倒木の下をくぐらなければいけないときは、ザックを背負ったままだと、より低く屈まなくてはならず、無駄に体力を消耗します。
面倒でもザックを背中から降ろし、手に持つか、先に倒木の向こう側に通すなりして、空身でくぐると安全ですし、何より疲れません。

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6月17日 須走口

先日、須走口を6合目まで登って来ましたので、ご報告まで。

6合目の長田山荘より5分ほど登ると残雪が現れますが、これが山頂までずっと続いているわけではなく、断続的に残っている状況のようです。
5合目で聞いたところでは、山頂までアイゼン無しで登れるようになって来たとのことですが、雪山経験がないと危険ですし、登るのは良くても下りが怖いと私も思いました。当然ですが、登山初心者の方が登れるものではありませんし、実際に遭難事故が多発しています。

小富士から山頂を見ると、谷筋に多くの雪が残っています。

今年は雪解けが早く、まぼろしの滝はすでに枯れていました。

6合目の長田山荘から下山道へ抜けるブル道を5分ほど下ると、水音が聞こえるので、沢まで降りてみるとチョロチョロと水が流れていました。
この日は、曇り時々晴れという天候だったので、快晴であればもう少し水量が増えるはずです。

なお、7月10~20日ごろに、コノスジ中途道で石楠花(しゃくなげ)が見頃を迎えるという情報を山荘菊屋と長田山荘のご主人からお聞きしました。
登山地図は必須ですが、6合目以下であれば残雪もありませんので、初心者の方にもオススメです。管理人もぜひ見に行きたいと思っているので、行けたらレポートを挙げる予定です。

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